■環境PR事業部
BAN PRは 琵琶湖から大阪湾、瀬戸内海をつなぐ「水のネットワーク」の環境PRに取り組んでいます |
環境問題は人と人との関係問題としてとらえ、上流域と下流域が一緒になって水環境の循環型社会を取り戻すさまざまな活動を行っています。
伴ピーアールは、1988年から毎年、次世代を担う子供達への啓蒙活動として地域の人達と大川にニジマスを放流、天神祭のゴミ掃除のボランティア活動を行うなど水質環境保護活動を続けております。
1998年からは近畿1,400万人の飲み水である琵琶湖の水をきれいにしようと水を浄化するヨシに目を向け、神社へ茅の輪くぐりのヨシを奉納、ヨシを使った紙「レイクパピルス®」や布を開発、発売するなど具体的な水辺の環境問題に取り組んでおります。
←第3回世界水フォーラムの開幕を受けて、滋賀・京都・大阪の知事が共同声明を発表。流域のシンボルマークを披露した。(2003.3/17 毎日新聞掲載)
コミュニケーションツールとしてのレイクパピルス名刺事業
この名刺には「この名刺1枚で私たちの飲み水20リットルをきれいにしたことになります」と小さな文字で書いてあります。これは、名刺を持つそれぞれが環境のPRパーソンとなり生活者の立場で働きかける漢方薬のような広報であるといえます。現在まで、延6万人以上の方々が環境PRのコミュニケーションツールとして使用されています。
■受注・販売に関して
レイクパピルス名刺 受注・製作・納品
レイクパピルス用紙 受注・販売
協力企業:近土写真製版株式会社
2001年より、伊藤忠商事の関連企業「イトチューウールリミテッド日本支社」と提携し、ヨシを繊維にして麻と綿で織り上げた布「レイクパピルス布」を開発しました。
伊藤忠商事と丸紅の創業者、伊藤忠兵衛は出身地の滋賀県近江八幡近郊でつくられた麻を持って、淀川を下り大阪で売り始めたことが財を築くきっかけとなりました。大阪湾近郊はかつて「河内木綿」として知られる木綿の生産地で、こうした故事にちなんで、三地域の特産品を現代に活かしてできあがったのがレイクパピルス布です。
トートバッグやペンケース、コースター等に商品化。その後、滋賀の高島郡出身の高島屋、京都西川といった流域の協力企業が、弊社の商標使用許諾の基、レイクパピルス®布でシーツや枕等の寝具を制作、販売しています。
協力企業: 株式会社高島屋様 株式会社京都西川様
葦(ヨシ)について