江戸期の大坂市中は北組・南組・天満組の三郷として分かれていました。特に侍が居住していたのは天満組に多く、今でも与力町や同心町などの町名が残っています。そういう意味も込めて、当社が天満にあることから【天満組】というブランドにしました。
天満組シリーズ【花押】
「侍」や「武将」は、恥を一番嫌い常に潔く美しく生きようと、武術や教養を高める事を一生の仕事にしていました。このマークは【花押】(かおう)と呼ばれ、武士などが夢や希望まで取り入れて考えた自筆サインです。
天満組シリーズ【鍔】
刀の刃と柄の境い目に装着して手甲を守る用具が鍔です。鉄や銅の合金などを材料にした実用的な武具の一種ではありますが、大きさやデザインは工人の工夫によって千差万別といってよく、金工美術品として昔から愛好者に賞玩されてきました。弊社の鍔は、江戸時代、実際に刀に着装されていた実物の精密複製品です。